ソクマル歯科医師

ある研究者が、30か国について、国民1人あたりの年間の砂糖の消費量と、12歳児の…

ある研究者が、30か国について、国民1人あたりの年間の砂糖の消費量と、12歳児の1人平均の齲蝕経験歯数を集め、国ごとの値の関係を調べた。消費量の多い国ほど齲蝕経験歯数が多かった。この研究の解釈として正しいのはどれか。

解説

正しいのは、集団の平均値を比べた研究で、個人の関係はこの結果から結論できないことです。国や地域などの集団を単位にして、要因と病気の頻度の関係を調べる方法を生態学的研究といいます。手に入りやすいデータで仮説を立てるのに役立ちますが、集団で見られた関係が個人にも当てはまるとは限らず、これを生態学的錯誤と呼びます。因果の確認には個人を単位にした研究が必要です。
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