78歳の男性。残っている歯は6本で、義歯は作ったが使っていない。体重がこの半年で…
78歳の男性。残っている歯は6本で、義歯は作ったが使っていない。体重がこの半年で減ってきたと家族が心配している。このような口腔の状態の高齢者に起こりやすいこととして正しいのはどれか。3つ選べ。
- ⑴ かむ回数が増えるため唾液の分泌が増え、口腔の乾燥が起こりにくくなる。歯が少ないとかむ回数が減り、唾液の分泌は増えません。
- ⑵ 食物を細かくかみ砕けるようになり、飲み込むときにむせにくくなる。歯が少ないと食物を細かくできず、むせやすくなります。
- ⑶ 野菜や肉などかみにくい食品を避け、食物繊維やたんぱく質の摂取が減る。かむ力が落ちると、硬い食品を避けて栄養の偏りが生じます。
- ⑷ やわらかいご飯や麺類が中心になり、炭水化物に偏った食事になりやすい。食べやすい主食に偏り、炭水化物の割合が高くなります。
- ⑸ 食べられる量が減って、低栄養や体重の減少が起こりやすくなる。かむ機能の低下は、低栄養の要因の一つです。
解説
正しいのは、かみにくい食品を避けて食物繊維やたんぱく質が減ること、炭水化物に偏った食事になりやすいこと、低栄養や体重の減少が起こりやすくなることの3つです。歯の数が少なく義歯も使わないと、かむ力が落ちて食べられる食品が限られます。その結果、栄養が偏り、量も減って低栄養や体力の低下につながります。義歯の調整や使用の支援と、食事の工夫を合わせて行います。
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