歯科医院で、アルジネート印象材を用いて上顎の印象を採った。この印象を歯科技工所へ…
歯科医院で、アルジネート印象材を用いて上顎の印象を採った。この印象を歯科技工所へ送る前の処理として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 唾液の付いたまま紫外線を当て、表面を乾燥させてから袋に入れて送る。紫外線は汚れの陰に届かず、乾燥で印象材も変形します。
- ⑵ 乾熱滅菌器に入れ、160℃で1時間処理して完全に乾かしてから送る。乾熱で印象材が乾燥し収縮して、使えなくなります。
- ⑶ 洗わずに乾いた状態で袋に入れ、技工所で消毒してもらうよう依頼する。汚れたまま送ると、運ぶ人や技工所の職員が感染の危険にさらされます。
- ⑷ 流水で唾液と血液を洗い流し、印象材に合った消毒薬に定められた時間浸す。汚れを落としてから、変形の少ない方法で消毒して送ります。
- ⑸ 高圧蒸気滅菌器に入れ、121℃で20分間処理してから石膏を注いで送る。高温と水蒸気で印象材が変形し、正確な模型が作れなくなります。
解説
最も適切なのは、流水で唾液と血液を洗い流し、印象材に合った消毒薬に定められた時間浸すことです。口腔内で用いた印象には病原体が付いている可能性があり、技工所へ送る前に消毒します。アルジネート印象材は水分を含むため、熱を用いる滅菌や乾燥で変形します。まず流水で汚れを落とし、次亜塩素酸ナトリウムなどの消毒薬への浸漬や噴霧を行い、変形を防ぎながら消毒します。
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