矯正歯科の講義で、不正咬合を原因となる部分によって、歯の問題によるもの、顎の骨の…
矯正歯科の講義で、不正咬合を原因となる部分によって、歯の問題によるもの、顎の骨の問題によるもの、下顎の動きの問題によるものに分けて整理している。正しいのはどれか。3つ選べ。
- ⑴ 下顎の動きの問題によるものは、歯の早期接触などで下顎が誘導されて起こる。早期接触を避けて下顎がずれた位置でかむことで、機能的な不正咬合が生じます。
- ⑵ 顎の骨の問題によるものは、上下の顎の骨の大きさや位置の不調和で起こる。上下顎骨の大きさや位置のずれによるものを骨格性の不正咬合といいます。
- ⑶ 歯の問題によるものは、歯の傾きや位置の異常によって起こる。顎の骨の関係が正常でも、歯の傾きや位置の異常で不正咬合が生じます。
- ⑷ 成人の上下の顎の骨のずれは、歯を動かす装置で骨の関係まで治すことができる。成人の骨格のずれは歯の移動では治らず、外科手術を組み合わせることがあります。
- ⑸ 早期接触による不正咬合は、遺伝によって生まれつき決まっていて治療できない。機能的な不正咬合は早期接触などを取り除くことで改善が期待できます。
解説
正しいのは、下顎の動きの問題によるものは早期接触などで下顎が誘導されて起こること、顎の骨の問題によるものは上下の顎の骨の不調和で起こること、歯の問題によるものは歯の傾きや位置の異常で起こることの3つです。不正咬合を原因によって歯性、骨格性、機能性に分けて考えると、治療の方法を選びやすくなります。機能性は早期の改善が期待でき、骨格性は成長の利用や外科手術を組み合わせます。
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