ソクマル歯科医師

川で発見された遺体の検案に、歯科医師が立ち会った。前歯から臼歯にかけて、歯冠の歯…

川で発見された遺体の検案に、歯科医師が立ち会った。前歯から臼歯にかけて、歯冠の歯頸部寄りが淡い紅色に染まっていた。この所見の解釈として最も適切なのはどれか。

解説

最も適切なのは、歯髄の血液の色素が象牙細管にしみ込んだ死後の変化で、死因を特定する所見にはならないと解釈することです。この淡紅色の歯は、溺死や頭部が低い位置にあった遺体などで、歯髄の血液がうっ滞して分解し、色素が象牙質にしみ込むことで生じます。さまざまな死因でみられるため、死因を決める根拠にはなりません。歯科所見は、身元確認や年齢推定に役立てます。
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