個人識別における年齢推定に有用な歯科所見はどれか。3 つ選べ。
個人識別における年齢推定に有用な歯科所見はどれか。3 つ選べ。
- ⑴ 咬耗咬耗は加齢とともに進行するため、年齢推定に有用です。
- ⑵ 盲孔盲孔は上顎側切歯などにみられる形態的特徴で、年齢推定には用いられません。
- ⑶ 歯根数歯根数は形態的特徴で、加齢によって変化しないため年齢推定には不向きです。
- ⑷ 歯髄腔狭窄第二象牙質の添加で歯髄腔が狭窄するため、年齢推定に有用です。
- ⑸ 歯槽骨吸収歯槽骨吸収は加齢とともに進行し、年齢推定の手がかりになります。
解説
正解は⑴と⑷と⑸です。成人の個人識別における年齢推定には、加齢とともに進行する変化が用いられます。咬耗は年齢とともに進み、歯髄腔は第二象牙質の添加で狭窄し、歯槽骨は加齢や歯周病で吸収されるため、いずれも年齢推定の手がかりになります。歯髄腔の狭窄はエックス線画像で評価でき、生前資料がなくても推定に役立ちます。盲孔や歯根数は個人ごとの形態的特徴であり、年齢による変化を示すものではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成