介護老人福祉施設の職員から、入所している高齢者の全部床義歯の日々の手入れについて…
介護老人福祉施設の職員から、入所している高齢者の全部床義歯の日々の手入れについて相談を受けた。歯科医師の助言として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 週に1回は熱湯に浸けて、義歯の表面に付いた細菌を消毒する。義歯の床に使うレジンは熱で変形するため、熱湯に浸けてはいけません。
- ⑵ 義歯洗浄剤に浸けておけば汚れは落ちるため、ブラシによる清掃は週に1回にとどめる。洗浄剤だけではプラークの膜を十分に除けず、ブラシによる清掃と組み合わせます。
- ⑶ 歯磨剤を多めに付けて、硬い歯ブラシで義歯の表面を強くこすってみがく。研磨剤を含む歯磨剤と強い力で義歯の表面に傷がつき、かえって汚れが付きやすくなります。
- ⑷ 外した義歯は乾いたティッシュペーパーで包んで、なくさないよう夜間は枕元に置いて保管する。乾燥すると床が変形するおそれがあり、紙に包むと誤って捨てられる危険もあります。
- ⑸ 毎食後に外して義歯用ブラシで清掃し、夜間は外して水か義歯洗浄剤の中で保管する。義歯の表面の細菌を機械的に除き、夜間は外して粘膜を休ませ、乾燥による変形も防ぎます。
解説
最も適切なのは、毎食後に外して義歯用ブラシで清掃し、夜間は外して水か義歯洗浄剤の中で保管することです。義歯の表面には細菌やカンジダが付着しやすく、汚れた義歯は誤嚥性肺炎や義歯性口内炎の原因になります。まずブラシで汚れを機械的に落とし、洗浄剤は補助として使います。床のレジンは熱や乾燥で変形するため、熱湯を避け、外した義歯は水の中で保管します。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。