34歳の女性。歯科医院で1年前に受けた治療の内容を知りたいとして、受付で自分の診…
34歳の女性。歯科医院で1年前に受けた治療の内容を知りたいとして、受付で自分の診療録の写しを渡してほしいと申し出た。この医院の対応として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 診療録は医院が保管する業務上の記録であるため、本人であっても見せられないと断る。診療録には本人の個人情報が記録されており、本人からの開示の求めには原則として応じます。
- ⑵ 後日、電話で本人と名乗った人から依頼があれば、その人が言う住所へ写しを郵送する。電話の名乗りでは本人と確かめられず、第三者へ個人情報が渡るおそれがあります。
- ⑶ 最後の治療が終わってから3年が過ぎるまでは開示できないと伝え、改めて申し出てもらう。診療録の開示に、治療の終了から一定の年数を待つという条件はありません。
- ⑷ 申し出た人が本人であることを身分証などで確かめたうえで、診療録の写しを交付する。本人からの開示の求めには、本人確認をしたうえで原則として応じます。
- ⑸ 写しを渡す前に、後で問題になりそうな記載を書き直して内容を整えておく。記載を後から書き換えることは改ざんであり、決して行ってはいけません。
解説
最も適切なのは、本人であることを確かめたうえで診療録の写しを交付することです。診療録は患者の個人情報を含む記録であり、本人から開示を求められた場合には原則として応じます。そのとき、身分証などで本人であることを確認し、第三者に情報が渡らないようにします。記載を後から書き換えることは改ざんにあたり、許されません。開示に応じることは、患者との信頼関係を保つうえでも大切です。
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