ソクマル歯科医師

10歳の男児。生まれつき好中球の遊走能が低下する疾患がある。乳歯列期から歯肉の強…

10歳の男児。生まれつき好中球の遊走能が低下する疾患がある。乳歯列期から歯肉の強い炎症と歯槽骨の吸収が進み、乳歯が早くに動揺して脱落した。この患児で歯周組織の破壊が進む理由として正しいのはどれか。

解説

細菌の侵入部位に好中球が集まれず、感染の初期の排除が働かない、が正しいです。好中球は自然免疫の中心となる細胞で、細菌が侵入すると血管から出て集まり、貪食して殺菌します。遊走能が低下すると、歯肉溝から侵入した細菌を初期に排除できず、炎症が長引いて歯周組織の破壊が若いうちから進みます。好中球の機能異常は、低年齢で起こる重い歯周炎の背景として重要です。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

この回を通して解く

同じ単元の問題