75歳の女性。最近、食事中にむせることが増え、硬い食品を避けるようになった。この…
75歳の女性。最近、食事中にむせることが増え、硬い食品を避けるようになった。この半年で体重が3kg減った。地域の介護予防教室で歯科医師が助言を行う。適切なのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 体重の減少を止めるため、たんぱく質を控えて糖質中心の食事にするよう勧める。高齢者の低栄養や筋力低下を防ぐには、たんぱく質を十分にとることが勧められます。
- ⑵ 食事を最初から全面的にミキサー食へ切り替え、噛む機会を減らすよう勧める。噛む機会を減らすと口腔機能がさらに衰えるため、食形態は評価に基づいて調整します。
- ⑶ むせを防ぐため、水分を控えて乾いた食品を中心に食べるよう勧める。水分を控えると脱水を招き、乾いた食品はまとまりにくく、むせやすくなります。
- ⑷ 噛みにくい食品を避け続けると、筋力の低下と低栄養が進みやすいと説明する。食べられる食品が減ると栄養が偏り、体の筋力も落ちてフレイルが進みます。
- ⑸ 口の体操や発音の練習など、口腔機能を高める訓練に取り組むよう勧める。口の周りや舌の訓練は、オーラルフレイルの改善に役立つ介護予防の取り組みです。
解説
噛みにくい食品を避け続けると筋力低下と低栄養が進むと説明すること、口腔機能を高める訓練を勧めることの2つが適切です。むせや噛みにくさなど口の機能のささいな衰えはオーラルフレイルと呼ばれ、放置すると食べられる食品が減って全身のフレイルにつながります。口の体操や十分なたんぱく質の摂取で、機能と栄養状態の維持を図ります。
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