歯科医師が、エアタービンハンドピースにバーを取り付けて窩洞の形成を始めようとして…
歯科医師が、エアタービンハンドピースにバーを取り付けて窩洞の形成を始めようとしている。バーの脱落や破折による事故を防ぐ操作として適切なのはどれか。
- ⑴ 軸径の合わない細いバーは、軸に薄いテープを巻いて太さを合わせて使う。規格に合わないバーは確実に保持されず、高速回転中に飛び出す危険があります。
- ⑵ バーを奥まで挿入して固定し、口腔外で回転させて振れがないか確かめる。確実に固定し、口腔外で試運転して振れや緩みがないことを確認してから使います。
- ⑶ 届く範囲を広くするため、バーの軸を半分ほど引き出した状態で固定する。軸を引き出すと保持が弱くなり、回転中にバーが抜けたり曲がったりします。
- ⑷ バーの固定具合は、患者の口腔内で高速回転させながら耳で確かめる。固定の確認は口腔外で行い、口腔内で脱落すると誤飲や誤嚥につながります。
- ⑸ 診療時間を短くするため、ハンドピースを回転させたままバーを交換する。回転中の交換は指を傷つけ、バーの脱落や破損の原因になります。
解説
バーを奥まで挿入して固定し、口腔外で回転させて振れがないことを確かめるのが適切です。エアタービンは非常に高速で回転するため、バーの固定が不十分だと回転中に抜けたり破折したりして、口腔内の損傷や誤飲・誤嚥の原因になります。規格に合ったバーを使い、交換は回転が完全に止まってから行います。使用前に口腔外で試運転し、異常な振動や音がないことを確認してから口腔内に入れます。
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