矯正歯科の相談に来た保護者から、歯並びが悪いとどのような問題があるのかと質問され…
矯正歯科の相談に来た保護者から、歯並びが悪いとどのような問題があるのかと質問された。不正咬合によって起こる障害として正しいのはどれか。3つ選べ。
- ⑴ 過蓋咬合では、前歯部のすき間から息が漏れてサ行の発音が乱れる。前歯部のすき間から息が漏れて発音が乱れやすいのは、開咬の特徴です。
- ⑵ 反対咬合では、下顎の前方への成長が抑えられて下顎が小さくなる。反対咬合では上顎の前方への成長が妨げられやすく、下顎の成長が抑えられるわけではありません。
- ⑶ 叢生では重なった部分が清掃しにくく、齲蝕や歯周病が起こりやすい。歯が重なるとプラークが除去しにくく、齲蝕や歯肉の炎症が起こりやすくなります。
- ⑷ 開咬では、前歯で食物を噛み切ることが難しくなる。前歯が接触しないため、麺類などを前歯で噛み切ることが難しくなります。
- ⑸ 上顎前歯の突出が大きいと、転倒したときに前歯を外傷しやすい。唇で覆われにくい前突した上顎前歯は、外傷を受けやすくなります。
解説
叢生による齲蝕や歯周病の危険の増加、開咬による前歯での噛み切りにくさ、上顎前突による前歯の外傷の起こりやすさの3つが正しいです。不正咬合は見た目の問題だけでなく、清掃のしにくさによる口腔疾患の増加、咀嚼や発音の障害、外傷の危険、顎関節への負担など、さまざまな機能の障害につながります。開咬では前歯部のすき間から息が漏れてサ行などの発音が乱れることがあります。
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