伝染性単核球症でみられる異型リンパ球の説明として正しいのはどれか。
伝染性単核球症でみられる異型リンパ球の説明として正しいのはどれか。
- ⑴ ウイルスが感染したB 細胞である。感染するのはB細胞ですが異型細胞ではありません。
- ⑵ ウイルスを攻撃するNK 細胞である。主体はT細胞です。
- ⑶ 活性化したT 細胞である。感染B細胞に反応して活性化したT細胞です。
- ⑷ 腫瘍化したリンパ腫細胞である。腫瘍性ではなく反応性の変化です。
- ⑸ 未分化なリンパ芽球である。成熟した反応性のリンパ球です。
解説
正解は⑶です。伝染性単核球症ではEBウイルスがB細胞に感染し、その感染B細胞を排除しようとして細胞傷害性T細胞が強く活性化します。末梢血に現れる異型リンパ球は、この活性化したT細胞です。細胞質が広く好塩基性に染まり、隣の赤血球を押しのけるように広がるのが特徴です。腫瘍細胞でも未分化なリンパ芽球でもなく、感染が治まれば自然に消えていきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-07.html)を加工して作成