病的意義のある不規則抗体の特徴として正しいのはどれか。
病的意義のある不規則抗体の特徴として正しいのはどれか。
- ⑴ 37 ℃で反応する。体温で反応して赤血球を破壊します。
- ⑵ IgM クラスである。IgGクラスが問題になります。
- ⑶ 感染症を契機に産生される。輸血や妊娠が契機になります。
- ⑷ 生理食塩液法で陽性となる。IgMクラスが検出されます。
- ⑸ 血小板不応状態の原因となる。抗HLA抗体などが原因です。
解説
正解は⑴です。病的意義のある不規則抗体は、体温と同じ37 ℃で反応するIgGクラスの抗体です。輸血された赤血球を破壊して遅発性溶血性輸血副反応を起こし、妊娠では胎児・新生児溶血性疾患の原因にもなります。IgMクラスの抗体は低温でのみ反応し意義が乏しく、生理食塩液法で検出されるのもIgMです。産生のきっかけは輸血や妊娠であり、血小板不応状態は抗HLA抗体などによります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-05.html)を加工して作成