胃組織のH-E 染色標本(別冊No. 6)を別に示す。診断に有用な染色法はどれか…
胃組織のH-E 染色標本(別冊No. 6)を別に示す。診断に有用な染色法はどれか。
- ⑴ PAS 反応細胞内の中性粘液を赤紫色に染めます。
- ⑵ azan 染色膠原線維を染める方法です。
- ⑶ Grocott 染色真菌を染める方法です。
- ⑷ SudanⅢ染色脂肪を染める方法です。
- ⑸ Klüver-Barrera 染色神経の髄鞘を染める方法です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑴です。示された胃の標本では、粘液を蓄えた印環細胞と思われる細胞が散在しています。PAS反応は細胞内の中性粘液を赤紫色に染めるため、こうした細胞を見つけ出すのに有用です。azan染色とMasson trichrome染色は膠原線維、Grocott染色は真菌、SudanⅢ染色は脂肪、Klüver-Barrera染色は神経の髄鞘と神経細胞を染める方法で、この目的には適しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-05.html)を加工して作成