ソクマル臨床検査技師

アメーバ赤痢が感染した大腸組織の染色標本(別冊No. 12)を別に示す。用いられ…

アメーバ赤痢が感染した大腸組織の染色標本(別冊No. 12)を別に示す。用いられている染色法はどれか。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正答は⑵です。赤痢アメーバの栄養型は細胞質に糖蛋白やグリコーゲンを豊富に含むため、PAS反応で明るい赤紫色に強く染まり、粘膜の潰瘍底や滲出物のなかで背景の壊死組織と区別しやすくなります。H-E染色でも観察はできますが背景に紛れやすく、確認のためにPAS反応を追加するのが定石です。グロコット染色は真菌、ムチカルミン染色は上皮性の粘液、ワルチン・スターリー染色はスピロヘータやヘリコバクターなどの細菌を目的とする染色で、いずれもアメーバの同定には用いません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-07.html)を加工して作成

この回を通して解く

同じ単元の問題