肺胞換気量の低下による呼吸性アシドーシスで認められる値として適切なのはどれか。
肺胞換気量の低下による呼吸性アシドーシスで認められる値として適切なのはどれか。
- ⑴ pH 7.56アルカローシスを示す値です。
- ⑵ PaO2 100 Torr正常範囲の値です。
- ⑶ PaCO2 75 Torr二酸化炭素の貯留を示す値です。
- ⑷ HCO3- 18.5 mEq/L代償によりむしろ増加します。
- ⑸ 肺拡散能〈DLco〉80%正常範囲の値です。
解説
正解は⑶です。肺胞換気量が減ると二酸化炭素を吐き出せなくなり、PaCO2が上がってpHが下がります。これが呼吸性アシドーシスで、75 Torrという高いPaCO2はこの状態に合致します。pH 7.56はアルカローシス、HCO3⁻18.5 mEq/Lは代謝性アシドーシスの所見で、呼吸性アシドーシスでは腎の代償によってむしろ増加します。PaO2 100 Torrと肺拡散能80パーセントは正常範囲です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-05.html)を加工して作成