腰椎椎間板ヘルニアの保存療法後の理学療法で誤っているのはどれか。
腰椎椎間板ヘルニアの保存療法後の理学療法で誤っているのはどれか。
- ⑴ 四つ這い位で一側下肢を挙上する。体幹を安定させる運動として、適切な方法です。
- ⑵ 腸腰筋の短縮がある場合は伸張する。短縮があれば伸ばすことで、骨盤の傾きが整います。
- ⑶ 端座位で骨盤の前後傾運動をゆっくり行う。骨盤の動きを引き出す運動として、適切な方法です。
- ⑷ 就寝時は側臥位で腰椎伸展位をとるよう指導する。反らせた姿勢で長く寝ると、腰の後ろ側に負担が集まります。
- ⑸ パピーポジションで腰椎伸展位をとるよう指導する。椎間板の後方への突出をやわらげる姿勢として用います。
解説
正解は⑷です。腰を反らせた姿勢で長く寝ると、腰の後ろ側の構造に負担が集まります。眠るときは横向きで股関節と膝を軽く曲げ、腰を反らせない姿勢が勧められます。四つ這いでの下肢挙上、腸腰筋の伸張、骨盤の前後傾運動、腹這いで上体を起こす姿勢は、いずれも適切な指導です。姿勢によって、どこに負担が集まるかを考えましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html)を加工して作成