発症から2か月が経過し、足背外側部の疼痛と安静時の腰痛は改善したが、労作時に軽度…
次の文により15、16 の問いに答えよ。45 歳の女性。3日前、自宅で荷物を持ち上げた際に、腰部と左下腿の後面から足背外側部にかけての強い痛みがあった。安静にしていたが、疼痛が軽快しないため受診し、腰椎椎間板ヘルニアと診断された。
発症から2か月が経過し、足背外側部の疼痛と安静時の腰痛は改善したが、労作時に軽度の腰痛が続いているため再度受診した。理学療法として適切でないのはどれか。
- ⑴ TENS経皮的電気刺激は、痛みをやわらげる方法として用いられます。
- ⑵ ホットパック温熱は、筋の緊張をやわらげる方法として用いられます。
- ⑶ Williams 型装具の装着腰を丸める形に保つ装具で、椎間板ヘルニアには適しません。
- ⑷ 体幹筋群の筋力トレーニング体幹の筋力トレーニングは、再発を防ぐために勧められます。
- ⑸ ハムストリングスのストレッチングハムストリングスのストレッチは、骨盤の動きを助けます。
解説
正解は⑶です。Williams型装具は腰を丸めた形に保つもので、腰部脊柱管狭窄症のように腰を反らすと症状が出る場合に用います。椎間板ヘルニアでは腰を丸めると椎間板の後ろ側に力が集まるため、この装具は適しません。経皮的電気刺激や温熱、体幹の筋力トレーニング、ハムストリングスのストレッチは適切です。装具は、どの姿勢で症状が軽くなるかを見てから選びます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成