最も疑われる病変部位はどれか。
次の文により15、16 の問いに答えよ。45 歳の女性。3日前、自宅で荷物を持ち上げた際に、腰部と左下腿の後面から足背外側部にかけての強い痛みがあった。安静にしていたが、疼痛が軽快しないため受診し、腰椎椎間板ヘルニアと診断された。
最も疑われる病変部位はどれか。
- ⑴ L1/2この高さの障害では、股関節の前面に症状が出ます。
- ⑵ L2/3この高さの障害では、大腿の前面に症状が出ます。
- ⑶ L3/4この高さの障害では、膝から下腿の内側に症状が出ます。
- ⑷ L4/5第5腰髄の領域は、下腿の外側から足の甲の内側にかけてです。
- ⑸ L5/S1第1仙髄の領域にあたり、症状の出ている範囲と一致します。
解説
正解は⑸です。下腿の後ろ側から足の甲の外側にかけての痛みは、第1仙髄の神経根が支配する範囲にあたります。腰椎椎間板ヘルニアでは、椎間板の高さの一つ下の神経根が押されるため、第5腰椎と第1仙椎の間の椎間板が原因と考えられます。痛みの出る範囲から、障害された神経根の高さをたどりましょう。症状の出る範囲から、障害された神経根の高さをたどりましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-08_09.html)を加工して作成