健常成人の血圧に関して正しいのはどれか。2つ選べ。
健常成人の血圧に関して正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 背臥位では立位に比べて脈圧が小さい。背臥位では心臓に戻る血液が増え、脈圧はむしろ大きくなります。
- ⑵ 足関節上腕血圧比の基準値は1.5〜2.0 である。足関節上腕血圧比の基準値は、およそ1.0から1.3です。
- ⑶ 上腕部では足部と比べて収縮期血圧が低くなる。重力の影響で、足部の方が上腕より収縮期血圧は高くなります。
- ⑷ 座位での測定はマンシェットを心臓の高さに合わせる。腕帯を心臓の高さに合わせないと、測定値がずれてしまいます。
- ⑸ Korotkoff 音が聞こえなくなった時点での圧を収縮期血圧とする。聞こえなくなった時点の圧は、拡張期血圧にあたります。
解説
正解は⑶と⑷です。立位や座位では重力の影響で、心臓から遠い足部の方が上腕より収縮期血圧が高くなります。また血圧計の腕帯は心臓の高さに合わせないと、高さの差の分だけ値がずれてしまいます。足関節上腕血圧比の基準はおよそ1.0から1.3で、Korotkoff音が聞こえ始めた時点の圧が収縮期血圧です。測定の条件がそろわないと、値の比較ができなくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)を加工して作成