肺音で正しいのはどれか。
肺音で正しいのはどれか。
- ⑴ 気管呼吸音は吸気より呼気の方が大きい。気管呼吸音は、吸気より呼気の方が長く大きく聴こえます。
- ⑵ 気管支呼吸音は吸気のみに聴取される。気管支呼吸音は、吸気と呼気の両方で聴こえます。
- ⑶ 笛音(wheezes)は吸気初期に聴取されやすい。笛音は、主に呼気に聴かれやすい連続性の副雑音です。
- ⑷ 捻髪音(fine crackles)は呼気に聴取されやすい。捻髪音は、吸気の終わりに聴かれやすい断続性の副雑音です。
- ⑸ 肺胞呼吸音は呼気終末に強くなる。肺胞呼吸音は吸気で大きく、呼気の終わりには弱まります。
解説
正解は⑴です。気管呼吸音は吸気と呼気のどちらでも聴こえますが、呼気の方が長く大きく聴こえます。気管支呼吸音も呼気の方が強く、肺胞呼吸音は吸気で大きく呼気ではほとんど聴こえません。笛音は呼気に、捻髪音は吸気の終わりに聴かれやすいという違いも、あわせて覚えておきましょう。聴診では、音の種類と聴こえる時期を組にして覚えると整理できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-08_09.html)を加工して作成