前頭葉と側頭葉に限局性の大脳皮質の萎縮を認める疾患はどれか。
前頭葉と側頭葉に限局性の大脳皮質の萎縮を認める疾患はどれか。
- ⑴ Alzheimer 型認知症Alzheimer型では海馬と頭頂側頭葉を中心に萎縮が広がります。
- ⑵ 正常圧水頭症正常圧水頭症では萎縮ではなく脳室の拡大がみられます。
- ⑶ 脳血管性認知症血管性認知症では梗塞や出血の跡が散在します。
- ⑷ Pick 病前頭葉と側頭葉の前方に限った強い萎縮がみられます。
- ⑸ Lewy 小体型認知症Lewy小体型では後頭葉の血流低下が特徴的です。
解説
正解は⑷です。Pick病は前頭側頭型認知症の代表で、前頭葉と側頭葉の前方に限った強い萎縮がみられます。人格の変化、同じ行動を繰り返す常同行動、社会の規範から外れた振る舞いが早い時期から現れ、記憶は比較的保たれます。萎縮の分布と症状を結びつけて覚えておきましょう。画像の萎縮の分布は、診断の大きな手がかりになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成