発育性股関節形成不全で正しいのはどれか。
発育性股関節形成不全で正しいのはどれか。
- ⑴ 開排は制限されない。開排の制限は、診断の重要な手がかりになります。
- ⑵ 大腿骨頭の前方脱臼が多い。脱臼は後上方へ起こることが多くなります。
- ⑶ 二次的な変形性股関節症にはなりにくい。若い年齢で変形性股関節症に進むことがあります。
- ⑷ 7歳以上では外転位保持免荷装具を用いる。7歳以上では手術が検討され、装具では対応しません。
- ⑸ 乳児期ではリーメンビューゲル装具を用いる。屈曲外転位に保ち、自然に整復されるのを待ちます。
解説
正解は⑸です。乳児期の発育性股関節形成不全では、股関節を屈曲外転位に保つリーメンビューゲル装具を用いて、自然に整復されるのを待ちます。脱臼は後上方へ起こることが多く、開排が制限されるのが特徴です。放置すると若い年齢で変形性股関節症に進むため、早期の発見が大切になります。早期に見つけて治療を始めることが、予後を大きく左右します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-08_09.html)を加工して作成