問4 図4 は,アジア,オセアニアのある地域の写真J~Lと,そのバイオームの特徴…
植生の多様性と分布について,問1 ~問4 に答えよ。
問4 図4 は,アジア,オセアニアのある地域の写真J~Lと,そのバイオームの特徴を説明し たものである。図5 は,アジア,オセアニアの地図で図4 の写真が撮影された地点X~Zを 示している。撮影された写真と,写真が撮影された地点の正しい組合せを,次のページの 1 ~6 のうちから一つ選べ。
写真J 写真K 写真L 常緑広葉樹が優占種であり,樹 高50 m を超えるフタバガキな どがある。 雨緑樹林よりも年降水量が少なく乾 燥しており,また年平均気温も低 く,イネ科草本(イネの仲間)が優占 種となる。 寒さに強く,細長い葉を持つ常緑針 葉樹が優占種である。 図4 地点X ドルノド(モンゴル) 地点Y 北海道(日本) 地点Z ボルネオ・サバ州(マレーシア) 図5
- 1 写真J:地点X 写真K:地点Y 写真L:地点Zフタバガキは熱帯の樹木なので、写真Jが乾燥した内陸のモンゴルということはありません。
- 2 写真J:地点X 写真K:地点Z 写真L:地点Y写真Jはモンゴルではなく熱帯のボルネオです。三つとも対応が合っていません。
- 3 写真J:地点Y 写真K:地点X 写真L:地点Z写真Jは北海道ではありません。フタバガキは寒い地域には育ちません。
- 4 写真J:地点Y 写真K:地点Z 写真L:地点X写真Jの対応が誤りです。常緑広葉樹の巨木が育つのは熱帯多雨林のボルネオです。
- 5 写真J:地点Z 写真K:地点X 写真L:地点Y熱帯多雨林のJがボルネオ、ステップのKがモンゴル、針葉樹林のLが北海道で対応します。
- 6 写真J:地点Z 写真K:地点Y 写真L:地点X写真Jは正しいのですが、乾燥した草原のKがモンゴル、針葉樹林のLが北海道です。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は5です。写真Jは常緑広葉樹が優占し、樹高50mを超えるフタバガキがあると説明されています。フタバガキは熱帯多雨林を代表する樹木ですから、赤道に近い地点Zのボルネオです。写真Kは降水量が少なく乾燥し、イネ科草本が優占するとあるのでステップで、内陸で乾燥した地点Xのモンゴルです。写真Lは寒さに強い常緑針葉樹が優占するとあるので針葉樹林で、最も高緯度にある地点Yの北海道です。気温と降水量の条件から場所を絞ると確実に決まります。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00011.htm)を加工して作成