問2 表1 は,太郎が教科書に出てきた植物の特徴などについて調べて,まとめたもの…
植生の多様性と分布について,問1 ~問4 に答えよ。
問2 表1 は,太郎が教科書に出てきた植物の特徴などについて調べて,まとめたものである。 表1 を見て太郎が導き出した推論のうち,正しい文章を,下の1 ~4 のうちから一つ選べ。
表1
| 植物名(植物の特徴) | 種子の主な散布の仕方(果実や種子の特徴) | 遷移の過程で出現する段階 |
|---|---|---|
| ミズナラ(落葉広葉樹) | 落下して転がる(どんぐり) | 極 相 |
| エゾマツ(常緑針葉樹) | 風によって運ばれる(翼がある) | 極 相 |
| オオバヤシャブシ(落葉広葉樹) | 風によって運ばれる(翼がある) | 初 期 |
| イタドリ(落葉性多年生草本) | 風によって運ばれる(翼がある) | 初 期 |
| ガマ(落葉性多年生草本) | 風によって運ばれる(綿毛がある) | 初 期 |
- 1 極相林は,常緑性の植物により構成されている。極相林が常緑性の植物だけでできているわけではありません。
- 2 風によって種子を散布する植物は,遷移の初期にのみ出現する。風で種子を運ぶ植物は、遷移の後期にも見られます。
- 3 どんぐりは,リスなどによって遠くまで運ばれることもあるので,遷移の初期に出現する植物に多い種子の形である。どんぐりは重く、遷移の後期に現れる樹木の種子です。
- 4 遷移の初期に出現する植物は,風によって種子を遠くに散布する種が多い。遠くまで運ばれる軽い種子をもつ植物が、先駆植物に多く見られます。
解説
正解は4です。遷移の初期に現れる先駆植物は、裸地のような遠く離れた場所にもすばやく入りこむ必要があるため、風に乗って遠くまで運ばれる軽い種子をつくるものが多くなります。1の極相林には落葉樹もあり、2の風で種子を散布する植物は遷移の後期にも見られ、3のどんぐりは重く、遷移の後期に現れる樹木の種子です。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00009.htm)を加工して作成