ソクマル高卒認定(生物基礎)

問3 文章中の空欄 ウ に入る正しい記号の並びを,次の1 ~4 のうちから一つ選…

植生と遷移に関して,科学的に探究した。問1 ~問4 に答えよ。 空から撮影した写真について考えている場面 アユム:火山の噴火後の遷移のことが知りたくて,空から撮影した写真を参考にスケッ チしてみたよ(図1 )。様々な大きさの塊(★)のようなものがたくさん見える けれど,これは何だろう。 草本の植物の集まり 森林 図1 ミライ:この一つ一つの塊は草本の植物の集まりだよ。黒く見える部分にはスコリアと いう火山噴出物が広がっているんだ。この場所には草本の植物がまばらに存在 しているということだね。右下には森林が見えるよ。 アユム:このスケッチから将来の植生を予想してみようよ。 ミライ:森林内の土壌についてまとめたノート(図2 )もあるから参考にしよう。 土壌:風化した岩石に,生物由来の有機物などが混ざって生成されたもの。 落葉層 腐植に富む層 風化した岩石の層 風化前の岩石 ・気温の違いで土壌の厚さが異なる。 ・ 寒冷地は熱帯と比べて微生物の活動が鈍く,有機物の分解が ア 。 そのため,寒冷地の落葉層は熱帯の落葉層と比べて イ なる。 図2 アユム:表1 は,火山噴火後の経過年数が異なる4 か所(地点A~D)について植生を調 べた資料だよ。 ミライ:この資料では,植生の高さが高くなると,地表の相対照度が低くなるよね。 アユム:なるほど。背丈の高い植物が多くなれば,林冠の部分で光を吸収するから,地 表に届く光の量が少なくなるのか。 ミライ:その視点から表1 のデータを読んでみよう。地点A~Dを噴火後の経過時間が 短い順に並べたら, ウ になりそうだ。そして,この表1 から考える と極相林を構成している主要な植物種が エ だと言えるね。 表1
問3 文章中の空欄 ウ に入る正しい記号の並びを,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
調査地点ABCD
主な植物オオバヤシャブシハコネウツギスダジイタブノキオオバヤシャブシヤブツバキススキハチジョウイタドリ
植生の高さ〔m〕2.812.59.20.6
地表の相対照度〔%〕23.01.82.790.0
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。表はこのページに組み直して載せています。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は3です。遷移が進むほど植生は高くなり、地表に届く光は少なくなります。表1で植生の高さを見るとDが0.6 m、Aが2.8 m、Cが9.2 m、Bが12.5 mの順に高くなっており、地表の相対照度もDの90.0%からBの1.8%へと下がっています。したがって噴火後の経過時間が短い順に並べるとD、A、C、Bとなります。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00017.htm)を加工して作成

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