問2 次の文章は,森林の階層構造と土壌についての太郎と花子の会話を記したものであ…
植生の多様性と分布について,問1 ~問4 に答えよ。 環境は大きく2 つに分けることができる。1 つは非生物的環境,もう1 つは生物的環 境である。非生物的環境が生物に様々な影響を及ぼすことを ア ,生物が非生物的 環境に影響を及ぼすことを イ という。 イ の例には「 ウ こと」が あげられる。 ア イ ウ 環境形成作用 作 用 樹木の光合成は光や温度の影響を受ける 環境形成作用 作 用 植物の花粉や種子を動物が運ぶ 環境形成作用 作 用 樹木が生育すると森林内の1 日の気温の 変化が小さくなる 作 用 環境形成作用 樹木の光合成は光や温度の影響を受ける 作 用 環境形成作用 植物の花粉や種子を動物が運ぶ 作 用 環境形成作用 樹木が生育すると森林内の1 日の気温の 変化が小さくなる
問2 次の文章は,森林の階層構造と土壌についての太郎と花子の会話を記したものである。文 章中の空欄 エ カ に入る語句の正しい組合せを,下の1 ~6 のうちから一つ選 べ。
太 郎:夏休みに生物部で森林を観察したよ。 花 子:そうなんだ。写真を見せて。 太 郎:これは林冠の写真(図1 ),こっちは林床の写真(図2 )だよ。 図1 図2 花 子:森林の様子はどうだったの。 太 郎:森林は,林冠と林床で明るさが全然違ったよ。森林の中で,光の良く届く林冠 を見上げるとスダジイなどの高い木があったし,下を見ると低い木もあったよ。 さらに足元を見ると,届く光が少ない林床では,種子をつくらない エ な どの植物が多く育っていたよ。 花 子:この森林は階層構造の発達が見られたのね。これらの植物が育つ土壌の様子も 気になるわ。 太 郎:僕も授業で森林の土壌の話を聞いたから,地面を調べてみたよ。そうしたら, まず オ があって,さらにその下を調べたら黒っぽい土が見えたよ。 花 子:黒っぽい土は カ 層ね。 太 郎:これより下は調べなかったけれど,どんな層が広がっているんだろうね。
- 1 エ:コケ植物・シダ植物 オ:落葉や枯れ枝 カ:腐植土林床にはコケ植物やシダ植物が育ち、落葉の下に黒っぽい腐植土の層があります。
- 2 エ:コケ植物・シダ植物 オ:母岩 カ:腐植土母岩は土壌の最も下にあるので、地表で最初に見えるものではありません。
- 3 エ:コケ植物・シダ植物 オ:落葉や枯れ枝 カ:岩石が風化した黒っぽい土は腐植土の層で、岩石が風化した層はさらに下になります。
- 4 エ:イタドリ・ススキ オ:落葉や枯れ枝 カ:岩石が風化したイタドリやススキは日当たりのよい場所の植物で、暗い林床には育ちません。
- 5 エ:イタドリ・ススキ オ:母岩 カ:腐植土植物の種類も、地表で見える層も当てはまりません。
- 6 エ:イタドリ・ススキ オ:母岩 カ:岩石が風化した植物の種類も土壌の層の順序も当てはまりません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は1です。光の届きにくい林床で育つのは、種子をつくらないコケ植物やシダ植物です。イタドリやススキは日当たりのよい裸地に入りこむ先駆植物なので当てはまりません。また森林の土壌は、地表に落葉や枯れ枝が積もり、その下に分解が進んで黒っぽくなった腐植土の層があり、さらに下に岩石が風化した層と母岩が続きます。層の順序を押さえておきましょう。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00003.htm)を加工して作成