問2 次の文章は,遷移の初期の過程について述べたものである。文章中の空欄 ウ オ…
植生の多様性と分布について,問1 ~問4 に答えよ。
問2 次の文章は,遷移の初期の過程について述べたものである。文章中の空欄 ウ オ に入る語句の正しい組合せを,下の1 ~6 のうちから一つ選べ。
火山の噴火などで新しくできた裸地に,最初に侵入・定着する植物を先駆植物(先駆 種)という。先駆植物として,場所によっては地衣類やコケ植物などが出現する。これ は,栄養塩類の少なさや乾燥に ウ からである。また,先駆植物としてイタドリや ススキなどの エ 種子を持つ草本植物が侵入する場所もある。 先駆植物の枯死体などにより土壌が形成され,草原から低木林へと遷移していく。こ こでは日当たりの オ 環境の下で速く成長できるヤシャブシやクロマツなどの樹種 が観察される。
- 1 ウ:耐えられる エ:重くて風で飛びにくい オ:よいイタドリやススキの種子は軽くて風で飛びやすい形をしています。
- 2 ウ:耐えられる エ:軽くて風で飛びやすい オ:よい厳しい環境に耐えられ、軽い種子が運ばれ、日当たりのよい場所で速く育ちます。
- 3 ウ:耐えられる エ:軽くて風で飛びやすい オ:よくない低木林の段階はまだ日当たりがよく、暗い環境ではありません。
- 4 ウ:耐えられない エ:重くて風で飛びにくい オ:よい耐えられないのであれば裸地に最初に定着できません。
- 5 ウ:耐えられない エ:軽くて風で飛びやすい オ:よくない先駆植物は厳しい環境に耐えられるからこそ定着できます。
- 6 ウ:耐えられない エ:重くて風で飛びにくい オ:よくない耐性についても種子の性質についても、当てはまりません。
解説
正解は2です。地衣類やコケ植物が裸地に最初に入りこめるのは、栄養塩類が少なく乾燥した厳しい環境に耐えられるからです。またイタドリやススキは、軽くて風で飛びやすい種子をつくることで遠くまで運ばれ、新しい裸地に届きます。さらに低木林の段階では林冠がまだ閉じておらず日当たりがよいので、明るい環境で速く成長できる陽樹が育ちます。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00002.htm)を加工して作成