ソクマル高卒認定(歴史)

問8 下線部分時代の変化を感じる点について,タクミさんは表1 と表2 を比較する…

次のⅠ・Ⅱについて,後にある問1 ~問8 に答えよ。 Ⅰ 歴史総合の授業で「冷戦と国際関係」というテーマについて,先生と2 人の生徒が話し合って いる。 先 生: アメリカ合衆国の雑誌『TIME』は,その年のニュースを代表し,記録として後世に 残すべき人を「今年の人(Person of the Year)」として選考し,表紙に掲載していま す。表1 は,1950 年代の「今年の人」に選出された人々をまとめたものです。これ を見て,気づいた点はありますか。 表1 ハルカ: アメリカ合衆国の雑誌という点を考慮すると,1951 年にイランの首相であったモ サデグが選出された理由が気になります。 タクミ: 私は,1950 年や1956 年の例にある無名の人々が選出されている点が気になりまし た。1956 年に「ハンガリーの自由の戦士」とありますが,ハンガリーで何があった のでしょうか。 先 生: どちらも重要な視点ですね。それぞれの疑問について,調べてみてください。 Ⅱ 雑誌『TIME』の表紙に興味を持ったタクミさんは,1980 年代の「今年の人」について調べ た。次の資料はタクミさんがまとめた表2 と気づいたことについて記したメモである。 表2 年 選出された人・モノ 説 明 レーガン アメリカ合衆国の大統領 ワレサ ポーランドの自主管理労働組合「連帯」の指導者 コンピュータ 「Machine of the Year」として選出 鄧小平 中国の最高指導者 コラソン= アキノ フィリピンの民衆運動の指導者 絶滅の危機に瀕 する地球 「Planet of the Year」として選出 ゴルバチョフ ソ連の指導者,「Man of the Decade」 (10 年間を 代表する人物)として選出 タクミさんのメモ 以前に見た表1 と比較すると,時代の変化を感じる点があります。 この変化について,もう少し深く探究してみたいと思います。 ⒟ ⒠ ⒡ ⒢ ことを宣言する。 ⑵ C 特別行政区政府は中華人民共和国中央人民政府が直轄する。外交と国防 は中央人民政府の管理の下に置かれるが,… C 特別行政区政府は高度な自 治権を享受する。 ⑸ C における現行の社会,経済制度は不変であり,生活様式も変わらない。 C 特別行政区政府は,人身,言論,出版,集会,結社,旅行,移動,通 信,ストライキ,職業選択と学術研究および宗教上の信仰などの権利と自由を法 に基づいて保障する。 C ア 香 港 イ 上 海 資料4 の説明文 ウ 資本主義経済など,中国本土と異なる政治・経済体制を維持することを約束している。 エ 社会主義をかかげる中国本土と同様の政治・経済体制に移行することを約束している。 1  ア―ウ 2  ア―エ 3  イ―ウ 4  イ―エ ⒠
問8 下線部分時代の変化を感じる点について,タクミさんは表1 と表2 を比較する探究活動を 行い,次の学習のまとめを作成した。学習のまとめ中の D と E に当て はまる語句の組合せとして適切なものを,下の1 ~4 のうちから一つ選べ。
学習のまとめ ○表1 と表2 の共通点 ・双方とも冷戦期のため,西側諸国やソ連の指導者が何度も選出されている。 ・どちらの表でも D を求める運動に関する人が選出されている。 ○表1 と表2 の相違点と考察 ・表2 では,中国やフィリピンの指導者が含まれている。 【考察】 アメリカ合衆国が関心を持つ地域の広がりを示しているのではないか。 ・表2 では, E が選出されている。 【考察】  現在, E は私たちの社会に欠かせない存在であり,情報化社会ともよ ばれる今日の社会を予見していたといえるのではないだろうか。
年選出された人々説 明
1950アメリカ合衆国の兵士同年,アジアで勃発したAに従軍した人々
1951モサデグ(モサッデグ)イランの首相⒜
1954ダレス⒝アメリカ合衆国の国務長官
1956ハンガリーの自由の戦士⒞ハンガリー動乱で立ち上がった人々
1957フルシチョフ同年,Bに成功したソヴィエト連邦(ソ連)の指導者
1959アイゼンハワーアメリカ合衆国の大統領
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。表はこのページに組み直して載せています。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は2です。表1の1950年代は冷戦のただ中で、自由や民主化を求める動きが「今年の人」に選ばれていました。一方、表2の1980年代には、社会を大きく変えた技術としてコンピュータが取り上げられています。したがってDには自由や民主化、Eにはコンピュータが入ります。1の地球環境が中心に取り上げられるのはもっとあと、3の植民地支配からの独立は表1の中心ではありません。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00013.htm)を加工して作成

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