問1 下線部分⒜未来社会に関連して,次の図はSociety 5.0 で実現する超…
生徒たちが「総合的な探究の時間」で将来について考え,思いつくキーワードを書き出して次の ように整理した。班で制作した模造紙と会話文を読んで,問1 ~問5 に答えよ。 模造紙 <探究テーマ> これからの労働環境はどのようになっていくだろうか? ★特に,私たちが留意したいこと,現実社会が解決すべき課題を手がかりに 職業選択 高齢者雇用 AI の進化 ⒜未来社会 DX シンギュラリティ サステナビリティ ワーク・ライフ・バランス 女性活躍 男性の育児休業 Well-being これからの社会のキーワード コミュニケーション能力 主体性 やりがい ICT 教育 チャレンジ精神 キャリア意識 協調性 ⒞インターンシップ ボランティア体験 高校生に必要な視点 解決すべき課題 会話文 生徒V:学校を卒業して社会に役に立つ人間になるために,どんな準備が必要かなぁ。 生徒W:これからどんな時代が来るのか,現実社会でどんな課題があるかに敏感でいたい。 生徒X:情報社会がどんどん進歩して,世の中もまったく変わるだろうけど想像もできないよ。 生徒Y:そうだね。⒟社会のあり方とか,人々の暮らしとか,日本の社会も大きく変わりそう。 生徒X:AI などの情報技術が進展すれば,未来の世界はもっと豊かになっていくだろうね。 生徒Z:一方で⒠世界の貧困や食糧問題などの地球規模の課題は早急に解決していかないと…。 生徒V:世界をよりよくするために,働くことを通じてできることから一歩ずつ行動していこう。
問1 下線部分⒜未来社会に関連して,次の図はSociety 5.0 で実現する超スマート社会を内閣 府がまとめたものである。この図を参考に,生徒Vはこれからの社会について考察して下の 文章を書いた。文章中の A , B にあてはまるものの組合せとして最も適切なも のを,下の1 ~4 のうちから一つ選べ。
図 (内閣府ホームページにより作成) 文章 Society 5.0 の超スマート社会が想定する未来では,たとえば A ようなことが期待 できます。そういったことが加速していくと,やがて B 社会へ向かっていくと考えら れるでしょう。 A にあてはまる記述 a 交通渋滞を避けるための最適ルートをAI が判断し移動の利便性を向上させていく b 決済手段がクレジットカードから現金へ移行することで詐欺などの犯罪をなくせる B にあてはまる記述 c 人々のニーズが自動的に判断され,むだを削りながら合理的に経済発展を遂げられる d 情報リテラシーをもたない人の社会参画が難しくなり,地域や高齢者の期待に応えづらい
- 1 A:a B:c人工知能が最適な経路を判断するaと、むだを省いて発展するcが当てはまります。
- 2 A:a B:ddは期待ではなく課題を述べた内容です。
- 3 A:b B:c現金へ戻ることは、超スマート社会が想定する方向とは逆です。
- 4 A:b B:dAもBも、期待される姿として当てはまりません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は1です。aは、人工知能が状況を判断して最適な経路を示すという内容で、超スマート社会が目指す姿に合っています。bは決済手段が現金へ戻るという内容で、社会の進む方向と逆なので当てはまりません。またBには、そうした技術が進むことで期待される姿が入るので、むだを省きながら経済発展を遂げるというcが適切です。dは技術が進むことの課題を述べた内容です。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00019.htm)を加工して作成