問4 M 9.0 の地震とM 7.0 の地震のマグニチュードに関する説明として適…
(7 ・8 のどちらか1 題を選び解答する) 日本における自然災害について,問1 ~問5 に答えよ。 日本列島は,ユーラシア大陸の東縁,太平洋の西岸に位置し,複数のプレートがぶつかる収束 境界である。そのため,日本は様々な種類の火山が多く,地震の発生も多い。また,降水量が多 く,急 峻な地形も多いこともあり,多くの自然災害に見舞われている。 図2 は2011 年3 月11 日に発生した東北地方太平洋沖地震(M 9.0)の震度分布図,図3 は2016 年4 月14 日に発生した熊本地震(M 6.5)の震度分布図である。 は震央を表している。 図2 図3
問4 M 9.0 の地震とM 7.0 の地震のマグニチュードに関する説明として適切なものを,次 の1 ~4 のうちから一つ選べ。
- 1 M 9.0 の地震のエネルギーは,M 7.0 の地震のエネルギーの2 倍である。2倍という差では、マグニチュードはほとんど変わりません。数値の差をそのまま倍率と考えてしまった値です。
- 2 M 9.0 の地震のエネルギーは,M 7.0 の地震のエネルギーの4 倍である。4倍も同様に小さすぎます。マグニチュードの差1つぶんにも足りません。
- 3 M 9.0 の地震のエネルギーは,M 7.0 の地震のエネルギーの32 倍である。約32倍になるのはマグニチュードの差が1のときです。ここでは差が2あります。
- 4 M 9.0 の地震のエネルギーは,M 7.0 の地震のエネルギーの1000 倍である。マグニチュードの差2は、エネルギーでおよそ32×32で約1000倍にあたります。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は4です。マグニチュードは地震の規模を表す数値で、1大きくなるとエネルギーは約32倍、2大きくなると約1000倍になります。M9.0とM7.0では差が2なので、エネルギーはおよそ1000倍です。マグニチュードは目盛りが1つ増えるごとに一定の倍率でふえる決まりなので、数値の差が小さく見えても、実際のエネルギーの差は非常に大きくなります。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00011.htm)を加工して作成