問2 下線部様々な種類の火山に関し,火山の噴火や災害について適切でないものを,次…
(7 ・8 のどちらか1 題を選び解答する) 日本における自然災害について,問1 ~問5 に答えよ。 日本列島は,ユーラシア大陸の東縁,太平洋の西岸に位置し,複数のプレートがぶつかる収束 境界である。そのため,日本は様々な種類の火山が多く,地震の発生も多い。また,降水量が多 く,急 峻な地形も多いこともあり,多くの自然災害に見舞われている。
問2 下線部様々な種類の火山に関し,火山の噴火や災害について適切でないものを,次の1 ~ 4 のうちから一つ選べ。
- 1 粘性が低いマグマの火山では,穏やかな噴火が起き,黒っぽい石が多い。粘り気の弱い玄武岩質のマグマでは、溶岩が流れ出る穏やかな噴火になり、黒っぽい岩石ができます。正しい説明です。
- 2 安山岩質のマグマでは成層火山が形成され,大きな火山弾を飛ばす噴火が起きることもある。安山岩質のマグマは中くらいの粘り気で、噴火と溶岩流を繰り返して成層火山をつくります。正しい説明です。
- 3 カルデラは大規模な噴火が起きたあとに,山体が崩壊することでできるため,粘性が低いマグマの火山でしか形成されない。カルデラは粘り気の強いマグマの巨大噴火でもできます。粘性が低い火山に限るという部分が誤りです。
- 4 溶岩ドーム(溶岩円頂丘)では,山体の一部が崩壊し,火砕流を引き起こすことがある。溶岩ドームは崩れやすく、崩壊すると火砕流を引き起こすことがあります。雲仙普賢岳の例が知られています。
解説
正解は3です。カルデラは、大量のマグマが一気に噴き出したあと、空になった地下を支えきれずに山体が陥没してできる大きなくぼ地です。粘り気の強いマグマの大規模な噴火でもできるので、「粘性が低いマグマの火山でしか形成されない」という説明は適切ではありません。阿蘇山や姶良カルデラは、粘り気の強いマグマによる巨大噴火でできたものです。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00011.htm)を加工して作成