問1 下線部台風に関し,日本に接近してくる台風に関する説明文として適切なものを,…
(7 ・8 のどちらか1 題を選び解答する) 日本の地形や景観,災害に関する文章を読み,問1 ~問5 に答えよ。 日本の降水量は季節ごとの変動が激しく,梅雨期と台風期に集中している。日本には年平均約 1700 mm の降水があり,これらの降水は河川となって大地を侵食し,土砂を運搬して地形をつ くる。日本列島の景観は,河川や降水による働きと,火山や地震などの地殻変動によって形づく られたものである。
問1 下線部台風に関し,日本に接近してくる台風に関する説明文として適切なものを,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
- 1 南半球中緯度付近で発生し,貿易風の影響で日本付近に流されてくる。台風が発生するのは北半球の低緯度の海上です。南半球で発生したものは台風とは呼びません。
- 2 台風は強い雨と激しい風による被害のみならず,沿岸部においては高潮による被害を発生させることがある。高潮は、気圧の低下による吸い上げと強風による吹き寄せで起こります。台風による代表的な災害です。
- 3 台風が1 年間でもっとも多く発生するのは4 月である。台風の発生がもっとも多いのは8月から9月ごろです。4月ではありません。
- 4 台風は上陸しなければ,日本列島に大雨を降らせることはない。上陸しなくても、湿った空気が流れ込んで各地に大雨を降らせることがあります。
解説
正解は2です。台風は強い風と雨をもたらすだけでなく、気圧が低いことによる海面の吸い上げと、強い風による吹き寄せで海面が異常に高くなる高潮を引き起こします。沿岸部では浸水の大きな原因になります。台風は北半球の低緯度の海上で発生し、8月から9月に多く、上陸しなくても湿った空気を送り込んで各地に大雨を降らせます。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00009.htm)を加工して作成