問1 図は,パスツールが行った実験をまとめたものである。この実験によってパスツー…
(5 ・6 のどちらか1 題を選び解答する) 微生物に関する研究の歴史や利用などについて,問1 ~問5 に答えよ。
問1 図は,パスツールが行った実験をまとめたものである。この実験によってパスツールが明 らかにしたことの説明として最も適切なものを,下の1 ~4 のうちから一つ選べ。
肉汁 フラスコの口の部分 をS字状に曲げて煮 沸する。 そのまま放置しても 肉汁は腐敗しない。 フラスコの首の部分 を切断すると数日後, 肉汁が腐敗する。 図
- 1 微生物は熱に強い。煮沸で微生物が死ぬことを利用した実験で、熱に強いとはいえません。
- 2 微生物の活動は常温では抑えられる。常温でも、微生物が入れば液は腐ります。
- 3 微生物は自然発生しない。微生物は自然に生まれるのではなく、外から入ってくることを示しました。
- 4 微生物の活動には新鮮な空気は必要ない。空気は入る状態にしてあるので、この結論は導けません。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は3です。パスツールは、首を白鳥の首のように曲げたフラスコを使い、煮沸した液に空気は入るが微生物は入らない状態をつくりました。その結果、液は腐りませんでした。これにより、微生物は何もないところから自然に生まれるのではなく、外から入ってくることが示されました。1の熱に強い、2の常温で抑えられる、4の空気が不要という結論は、この実験からは導けません。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00003.htm)を加工して作成