問1 微生物について述べた文として正しいものを,次の1 ~4 のうちから一つ選べ…
(5 ・6 のどちらか1 題を選び解答する) 微生物に関する次の実験について,問1 ~問5 に答えよ。 実験1 10 %の ア 溶液20 mL に微生物A を1 g 入れてかき混ぜたのち,試験管に入れて 25 ℃の温度のもとに置いたところ,気体の発生が見られた。反応後の液体をアルコール 検知管で確認したところ,エタノールの生成が確認できた。 実験2 滅菌したビンに牛乳を500 mL 入れ,微生物B を1 g 加えてフタをし,40 ℃で24 時間 静置したところ,ヨーグルトができた。 実験3 2 つの滅菌したペトリ皿に寒天培地をつくり,野外から採取した落葉を入れてフタを し,それぞれ25 ℃の室温と7 ℃の冷蔵庫の温度条件で数日間放置した。室温のものでは 表面に微生物の繁殖が見られたが,冷蔵庫のものでは微生物の繁殖はほとんど見られな かった。
問1 微生物について述べた文として正しいものを,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
- 1 微生物とは,真核生物のうち微小な生物のことである。細菌などの原核生物も微生物に含まれます。真核生物に限りません。
- 2 微生物とは,肉眼では見えにくい微小な生物のことである。肉眼では見えにくい小さな生物をまとめて微生物と呼びます。
- 3 微生物は,すべて原核生物である。酵母やカビは真核生物です。すべてが原核生物というわけではありません。
- 4 微生物とは,人間生活にとって有益なはたらきをもつ微小な生物のことである。食中毒や感染症を起こすものも微生物です。有益なものに限りません。
解説
正解は2です。微生物とは、肉眼では見えにくいほど小さな生物をまとめて呼ぶ言葉です。細菌のような原核生物も、酵母やカビのような真核生物も含まれ、分類上のまとまりではありません。また、発酵に役立つものもあれば、食中毒や感染症を起こすものもあるので、人間にとって有益かどうかで決まる言葉でもありません。分類ではなく大きさによる呼び名である、という点が大切です。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00002.htm)を加工して作成