問4 1991 年(平成3 年)雲仙普賢岳の噴火では大規模な火砕流が発生した。火…
(7 ・8 のどちらか1 題を選び解答する) 2013 年(平成25 年)に富士山が世界文化遺産に登録された。富士山は現在も活動を続ける火山 である。富士山を含む火山について,問1 ~問5 に答えよ。
問4 1991 年(平成3 年)雲仙普賢岳の噴火では大規模な火砕流が発生した。火砕流の説明とし て最も適切なものを,次の1 ~4 のうちから一つ選べ。
- 1 降り積もった火砕物が,大雨にともない川などを一気に流れる現象である。降り積もった火山灰が大雨で流れるのは土石流(火山泥流)です。
- 2 高温の火砕物が火山ガスを含んだまま,高速で流れ下る現象である。高温の火砕物が火山ガスとともに高速で流れ下る現象が火砕流です。
- 3 山頂付近で大規模な崩壊が起こり,冷えて固まった溶岩が斜面を落ちる現象である。山体の一部が崩れ落ちるのは山体崩壊や岩屑なだれと呼ばれます。
- 4 高温で粘り気のある溶岩が,地形にそってゆっくりと流れる現象である。粘り気のある溶岩がゆっくり流れるのは溶岩流です。
解説
正解は2です。火砕流は、高温の火山灰や軽石などが火山ガスと混じったまま、山の斜面を高速で流れ下る現象です。速度が時速100kmを超えることもあり、温度も数百℃に達するため、極めて危険です。雲仙普賢岳の噴火では大きな被害が出ました。大雨で火山灰が流れるのは土石流、溶岩がゆっくり流れるのは溶岩流です。火山の災害は、流れ下るものの温度と速さで区別すると整理できます。
出典:文部科学省ホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/1411255_00001.htm)を加工して作成