副腎皮質ステロイド薬を長期に使用する場合の栄養管理に関する記述である。最も適当な…
副腎皮質ステロイド薬を長期に使用する場合の栄養管理に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 筋の分解が進むため、たんぱく質を制限する。筋の分解が進むからこそ、たんぱく質は十分に確保します。
- ⑵ カリウムは、体内にたまりやすくなるため制限する。副腎皮質ステロイド薬の鉱質コルチコイド作用により、カリウムは尿への排泄が増えて不足しやすくなります。
- ⑶ 骨量の減少に配慮し、カルシウムとビタミンDの摂取を確かめる。骨粗鬆症が代表的な副作用のため、骨の材料となる栄養素の摂取を確かめます。
- ⑷ 長期に使用しても、血糖は上がらない。糖新生が進み、血糖は上がりやすくなります。
- ⑸ 長期に使用すると、骨量は増える方向に動く。骨の形成が抑えられ吸収が進むため、骨量は減る方向に動きます。
解説
正解は⑶です。副腎皮質ステロイド薬を長期に使用すると、コルチゾールが過剰な状態と同じような影響が現れます。骨量が減少しやすくなるため、カルシウムとビタミンDの確保に配慮します。血糖が上がりやすくなるためエネルギーを適正にし、血圧の上昇と浮腫に対して食塩を制限します。筋肉の減少を防ぐため、たんぱく質は十分に確保します。
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