脳血管疾患の危険因子に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
脳血管疾患の危険因子に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 心房細動は、脳梗塞の危険因子である。心房細動により心臓内にできた血栓が脳動脈を閉塞し、心原性脳塞栓症を起こします。
- ⑵ 高血圧は、脳出血の危険因子ではない。高血圧は脳出血の最大の危険因子です。
- ⑶ ラクナ梗塞は、心臓にできた血栓で起こる。心臓の血栓によるのは心原性脳塞栓症で、ラクナ梗塞は脳の細い動脈が詰まって起こります。
- ⑷ 脳へ運ばれる血栓は、右心房にできる。脳へ運ばれる血栓は、左心房や左心耳にできたものです。右心房の血栓は肺へ向かいます。
- ⑸ くも膜下出血は、細い動脈の閉塞で起こる。くも膜下出血の多くは、脳動脈瘤が破れることによって起こります。
解説
正解は⑴です。脳血管疾患は、危険因子が病型によって異なります。脳梗塞のうち心原性脳塞栓症は、心房細動によって左心房内にできた血栓が血流に乗って脳動脈を閉塞することで起こるため、心房細動が重要な危険因子です。アテローム血栓性脳梗塞やラクナ梗塞では、高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙といった動脈硬化を進める因子が関わります。一方、脳出血の最大の危険因子は高血圧です。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。