ソクマル看護師

術後に注意すべきA ちゃんの状態はどれか。

次の文を読み106~108 の問いに答えよ。A ちゃん(7 歳、女児)は両親と弟(2 歳)の4 人で暮らしている。下校中に転倒して右手を地面についた。夕食時に母親がA ちゃんの異変を感じ、A ちゃんに尋ねたところ「転んで肘が痛い」と話したため救急外来を受診した。その結果、利き腕である右側の上腕骨の骨折が判明したため、入院して直ちに全身麻酔下で内固定術を受け、ギプス固定された。
術後に注意すべきA ちゃんの状態はどれか。

解説

正解は⑷です。上腕骨骨折後にギプス固定を行うと、腫脹などにより前腕の血流が妨げられ、Volkmann〈フォルクマン〉拘縮と呼ばれる重い循環障害を来すことがあるため、指先の色や動き、しびれの有無などを注意深く観察する必要があります。ばち指は慢性の低酸素状態でみられる所見、クリックサインは股関節の異常でみられる所見、Gowers徴候は筋力低下でみられる所見であり、いずれも上腕骨骨折後の術後合併症として注意すべき状態とは異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成

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