術後1 日。A ちゃんは看護師に「昨日の夜は、お母さんに食べさせてもらった。私に…
次の文を読み106~108 の問いに答えよ。A ちゃん(7 歳、女児)は両親と弟(2 歳)の4 人で暮らしている。下校中に転倒して右手を地面についた。夕食時に母親がA ちゃんの異変を感じ、A ちゃんに尋ねたところ「転んで肘が痛い」と話したため救急外来を受診した。その結果、利き腕である右側の上腕骨の骨折が判明したため、入院して直ちに全身麻酔下で内固定術を受け、ギプス固定された。
術後1 日。A ちゃんは看護師に「昨日の夜は、お母さんに食べさせてもらった。私には弟がいて、お世話が大変なの。私はお母さんに迷惑をかけたくない」と話した。A ちゃんへの看護師の声かけで最も適切なのはどれか。
- ⑴ 「左手で食べる練習をしよう」左手で食べる練習を提案することは、A ちゃんの自立したい気持ちを尊重した対応です。
- ⑵ 「お姉ちゃんだから、頑張ろう」「お姉ちゃんだから頑張ろう」という声かけは、A ちゃんに過度な負担を強いるおそれがあります。
- ⑶ 「看護師さんが食べさせてあげるね」看護師が食べさせる提案は、A ちゃんが自分でできるようになりたいという思いには応えられません。
- ⑷ 「お母さんのことは気にしなくていいよ」「気にしなくていい」という言葉だけでは、A ちゃんの自立したいという気持ちに直接応えられません。
解説
正解は⑴です。A ちゃんは弟の世話で忙しい母親に迷惑をかけたくないという思いから、自分で食べられるようになりたいと考えていると受け止められます。利き腕が使えない状況でも左手で食べる練習を提案することは、A ちゃんの気持ちを尊重しながら自立を後押しするかかわりです。「お姉ちゃんだから頑張ろう」という声かけは負担を強いるおそれがあり、看護師が食べさせる提案や「気にしなくていい」という言葉は、A ちゃんが自分でできるようになりたいという思いには直接応えられません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成