回復期リハビリテーション病院の看護師がA さんに行う地域連携クリニカルパスの説明…
次の文を読み91~93 の問いに答えよ。A さん(80 歳、男性、要介護2 )は1 人で暮らしている。脳出血を発症し、急性期病院で地域連携クリニカルパスに沿って治療が行われた。軽度の右不全麻痺と失語があるため、回復期リハビリテーション病院に転院した。A さんは自宅退院を希望している。退院後はかかりつけの診療所へ通院し、訪問看護と訪問介護を利用する予定である。
回復期リハビリテーション病院の看護師がA さんに行う地域連携クリニカルパスの説明で適切なのはどれか。
- ⑴ 「診療計画を介護支援専門員に提供します」地域連携クリニカルパスは主に医療機関間で診療計画を共有する仕組みであり、介護支援専門員への提供に限定した説明ではありません。
- ⑵ 「治療内容は急性期病院から引き継いでいます」地域連携クリニカルパスにより、回復期病院は急性期病院からの治療内容を引き継いで看護やリハビリを行います。
- ⑶ 「退院後の介護サービスは医療ソーシャルワーカーが決めます」退院後の介護サービスは本人・家族の意向を踏まえて介護支援専門員が立案するものであり、医療ソーシャルワーカーが一方的に決めるものではありません。
- ⑷ 「リハビリテーションの内容をお住まいの市町村に報告します」地域連携クリニカルパスはリハビリの内容を市町村へ報告する仕組みではなく、医療機関間で診療情報を共有する仕組みです。
解説
正解は⑵です。地域連携クリニカルパスは、急性期病院と回復期・維持期の病院や施設との間で診療計画を共有し、一貫した治療やリハビリテーションを継続するための仕組みです。回復期リハビリテーション病院は、このパスに基づいて急性期病院から治療内容を引き継いで看護やリハビリを行います。患者や家族には治療の流れが見通せるようわかりやすく説明することが大切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成