精神保健における三次予防はどれか。2つ選べ。
精神保健における三次予防はどれか。2つ選べ。
- ⑴ うつ病患者のリワーク支援を行う。発症した人の社会復帰を支える働きかけで、三次予防にあたります。
- ⑵ 災害時の精神的支援を行うボランティアを育成する。支援者の育成は発症を防ぐ体制づくりで、一次予防にあたります。
- ⑶ 自殺企図をして未遂だった人の希死念慮を確認する。希死念慮の確認は早期発見・早期対応であり、二次予防にあたります。
- ⑷ 精神障害者の長期入院による自発性の低下を予防する。長期入院による機能の低下を防ぐ働きかけで、三次予防にあたります。
- ⑸ 統合失調症のアンチ・スティグマ・キャンペーンを行う。偏見をなくす啓発は発症や重症化を防ぐ一次予防の活動です。
解説
正解は⑴と⑷です。三次予防は、すでに発症した人の再発を防ぎ、機能の低下を抑えて社会復帰を支える段階です。うつ病からの復職を支えるリワーク支援と、長期入院による自発性の低下(施設症)を防ぐ働きかけがこれにあたります。ボランティアの育成と偏見をなくす啓発活動は発症そのものを防ぐ一次予防、自殺未遂者の希死念慮の確認は早期発見・早期対応にあたる二次予防です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成