高齢者の血液検査の結果で成人の基準値と比較して値が高くなるのはどれか。2 つ選べ…
高齢者の血液検査の結果で成人の基準値と比較して値が高くなるのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 血小板数血小板数は加齢によって大きくは変わりません。
- ⑵ 尿素窒素腎機能の低下により、尿素窒素は高くなります。
- ⑶ 白血球数白血球数は大きく変わりません。変わるのは機能のほうです。
- ⑷ 食後血糖値耐糖能が低下するため、食後の血糖値が上がりやすくなります。
- ⑸ AST〈GOT〉ASTは加齢によって顕著に高くなる項目ではありません。
解説
正解は⑵と⑷です。加齢により腎機能が低下するため尿素窒素は高くなり、耐糖能が落ちるため食後血糖値も上がりやすくなります。一方、血小板数と白血球数は大きく変わらず、ASTなどの肝逸脱酵素も基準範囲にとどまります。高齢者では基準値そのものが変わる項目と変わらない項目があるため、どの項目がどう動くかを整理しておくと、検査値の評価を誤らずに済みます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成