正常な分娩経過はどれか。
正常な分娩経過はどれか。
- ⑴ 骨盤入口部に児頭が進入する際、児の頤部が胸壁に近づく。顎を胸に近づける屈位をとることで、最も小さい面で骨盤入口部を通れます。
- ⑵ 骨盤出口部に達した時点で、児頭の矢状縫合は母体の骨盤の横径に一致する。骨盤出口部では矢状縫合は縦径に一致します。横径ではありません。
- ⑶ 児頭娩出後、胎児は肩の長軸が骨盤出口部の横径に一致するよう回旋する。児頭娩出後、肩は骨盤出口部の前後径に一致するよう回旋します。
- ⑷ 児頭が発露したころに胎盤が剝離する。胎盤が剝がれるのは児が娩出された後です。発露のころではありません。
解説
正解は⑴です。分娩の回旋では、児頭が骨盤入口部に進入するときに顎を胸に近づける屈位をとります(第1回旋)。これによって最も小さい面で骨盤を通れます。その後、骨盤出口部では矢状縫合が縦径(前後径)に一致するよう回旋し(第2回旋)、児頭娩出後には肩が骨盤出口部の前後径に合うよう向きを変えます(第4回旋)。胎盤が剝がれるのは児の娩出後で、発露のころではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成