ムーア, F. D. が提唱した外科的侵襲を受けた患者の生体反応で正しいのはどれ…
ムーア, F. D. が提唱した外科的侵襲を受けた患者の生体反応で正しいのはどれか。
- ⑴ 傷害期では尿量が増加する。傷害期は抗利尿ホルモンの分泌が増えて尿量が減ります。
- ⑵ 転換期では循環血液量が増加する。転換期では水分が血管内に戻って利尿がつき、循環血液量が増えます。
- ⑶ 筋力回復期では蛋白の分解が進む。筋力回復期では蛋白の合成が進みます。分解が進むのは傷害期です。
- ⑷ 脂肪蓄積期では活動性が低下する。脂肪蓄積期では活動性が高まり、体重と体力が回復していきます。
解説
正解は⑵です。ムーアは手術侵襲後の回復を4期に分けました。傷害期(術後1〜3日)は抗利尿ホルモンとアルドステロンの分泌が増えて尿量が減り、蛋白の分解が進みます。転換期(術後3日〜1週)では水分が血管内へ戻って利尿がつき、循環血液量が増えます。筋力回復期(術後1週〜数週)では蛋白の合成が進んで筋力が戻り、脂肪蓄積期では活動性が高まって体重が回復します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成