買い物についてA さんに助言する内容で最も適切なのはどれか。
次の文を読み112〜114 の問いに答えよ。A さん(65 歳、女性、要支援1)は1人暮らし。慢性心不全で定期的に外来受診していた。下肢の浮腫と息切れを自覚し、心不全の増悪があると診断されて入院となった。入院治療によって、両下肢に軽度の浮腫はあるが歩行による息切れは消失し、退院することになった。A さんは退院後の生活について「近くのスーパーに歩いて買い物に行くのが楽しみですが、息切れが心配です。何に気をつけたらよいですか」と病棟看護師に話した。
買い物についてA さんに助言する内容で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 宅配サービスを利用する。歩いて買い物に行くという楽しみを奪ってしまいます。
- ⑵ 移動には車椅子を利用する。歩行できる状態であり、活動の機会を減らしてしまいます。
- ⑶ 荷物は両手に分散して持つ。両手がふさがると、手すりや杖を使えず危険です。
- ⑷ 途中で息切れを感じたら座って休む。体の反応に合わせて調整でき、無理なく楽しみを続けられます。
解説
正解は⑷です。買い物に歩いて行くことはAさんの楽しみであり、生活の張りにもなっています。やめさせるのではなく、息切れを感じたら座って休み、無理をせずに続けられるよう助言します。心不全では動きすぎも動かなさすぎもよくないため、自分の体の反応に合わせて調整する方法を伝えます。宅配や車椅子は楽しみを奪い、両手に荷物を持つと杖や手すりを使えず危険です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-03_04_05.html)を加工して作成