A さんはできるだけ早い職場復帰を望んでおり、入院中はCAPD の操作に熱心に取…
次の文を読み94〜96 の問いに答えよ。A さん(50 歳、男性、会社員)は妻と高校生の息子との3人暮らし。仕事を生きがいに働き続けていた。慢性腎不全のため透析治療が必要になったが、本人の希望で連続携行式腹膜灌流法〈CAPD〉を導入することになり入院した。A さんはこれからの生活がどのようになるのかを看護師に質問した。
A さんはできるだけ早い職場復帰を望んでおり、入院中はCAPD の操作に熱心に取り組んでいた。退院後、CAPD を1日4回(0時、6時、12 時、18 時)行うことになった。A さんが会社の昼休みにCAPD を行うために必要な設備はどれか。2つ選べ。
- ⑴ 透析液を保管する冷蔵庫透析液は常温で保管でき、冷蔵庫は必要ありません。
- ⑵ 透析液を温める電子レンジ温めるのは専用の加温器で、電子レンジは使えません。
- ⑶ 透析液の交換時に使用する個室腹膜炎を防ぐため、人の出入りのない清潔な場所が必要です。
- ⑷ CAPD の物品を保管する専用棚透析液や接続器具を清潔に保管しておく場所が要ります。
- ⑸ 透析液の貯留中に使用するベッド交換は座ったままでき、貯留中も普通に過ごせます。
解説
正解は⑶と⑷です。透析液の交換は腹膜炎を防ぐために清潔な環境で行う必要があり、人の出入りがなく、ほこりの立たない個室が欠かせません。また、透析液や接続器具を清潔に保管しておく専用の棚も必要です。透析液は常温で保管でき冷蔵庫は要らず、温めるのは専用の加温器で電子レンジは使えません。交換は座ったままでき、貯留中も普通に働けるためベッドは不要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-03_04_05.html)を加工して作成