選択的セロトニン再取り込み阻害薬〈SSRI〉で正しいのはどれか。
選択的セロトニン再取り込み阻害薬〈SSRI〉で正しいのはどれか。
- ⑴ パニック障害に対して有効である。うつ病のほかパニック障害や強迫性障害にも適応があり、有効性が認められています。
- ⑵ 抗コリン作用は三環系抗うつ薬よりも強い。抗コリン作用は三環系抗うつ薬より少ないことがSSRIの特徴です。
- ⑶ うつ症状が改善したら使用はすぐに中止する。再発を防ぐため、症状が改善しても半年以上は継続します。
- ⑷ 抗うつ効果の評価は使用開始後3日以内に行う。効果が現れるまで2〜4週かかるため、3日以内では判断できません。
解説
正解は⑴です。選択的セロトニン再取り込み阻害薬〈SSRI〉は、うつ病のほかパニック障害、強迫性障害、社交不安障害にも適応があり、広く使われています。三環系抗うつ薬に比べて口渇や便秘、排尿障害といった抗コリン作用が少ないことが特徴です。効果が現れるまでには2〜4週かかるため、数日で判断することはできません。また症状がよくなっても再発を防ぐために半年以上は続け、中止するときは少しずつ減らして離脱症状を避けます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-03_04_05.html)を加工して作成