ソクマル看護師

入院後1か月、A さんのうつ症状は改善を認めたが、同室患者とトラブルが続き、不眠…

次の文を読み112〜114 の問いに答えよ。A さん(40 歳、男性、会社員)は、うつ病と診断されていた。最近、仕事がうまくいかず、大きなミスを起こし、会社に損失を与えたことから自分を責め不眠となり、体重が減少した。ある朝、リビングの床で寝ているA さんを妻が発見し、大きな声で呼びかけたところ、A さんは1度目を開けたが、すぐ目を閉じてしまった。ごみ箱に、からになった薬の袋が大量に捨ててあり、机には遺書があった。救急搬送後、意識が清明となり、身体的問題がないため精神科病院に入院となった。
入院後1か月、A さんのうつ症状は改善を認めたが、同室患者とトラブルが続き、不眠や多弁傾向となった。また焦燥感が強く落ち着いて食事ができなくなった。そのため双極性障害と診断され、主治医から炭酸リチウムの内服の指示が出た。A さんは炭酸リチウムを服用して1週後、手の震え、嘔気が出現した。A さんの手の震え、嘔気の原因を判断するための検査で最も適切なのはどれか。

解説

正解は⑷です。炭酸リチウムは効く範囲と中毒を起こす濃度が近く、手の震えや吐き気は中毒の初期の症状として知られています。そのため、血液中の濃度を測って安全な範囲にあるかを確かめます。尿や髄液の検査、頭部の画像検査では、この判断はできません。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-03_04_05.html)を加工して作成

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